日本の伝統的な食文化である"干物"。魚に塩をして干すというシンプルな工程ゆえ、おいしく仕上げるには生産者の技がそのまま反映されるもの。では、おいしい干物って、 何が違うのでしょう。神々の国・出雲で創業50年の干物生産者、渡邊水産では、山陰沖で獲れる新鮮な海産物だけを使い、熟練の技術で家族三代にわたって干物のおいしさを伝え続けているそう。 そのおいしさの秘密を知りたくて、出雲へ向かいました。 夕方5時の大田漁港。その日水揚げされたばかりの 魚が、その日のうちに取引される全国でも珍しい"夕市"が開催されるのです。トビウオは背がきらきらとブルーに輝き、甘鯛はつややかなピンク色に光っています。刺身でも美味しくいただける新鮮な素材は、ここでセリにかけられ、信頼できる仲買人さんを通して、速やかに渡邊水産に届けられます。

干物の加工場は魚の生臭い匂いがなく、清潔そのもの。手作業でスピーディに処理された魚は、室戸の海洋深層水から作られた海塩で締められます。 「旨い干物づくりには、塩も重要。この海塩はミネラル分が多く、旨みが多いのです」と営業部長の岩田竜平さん。魚はその後、乾燥室でていねいに干上げられます。 均等に風を通すことで、魚の身は締まって旨みが増していくのです。その時期の魚の脂ののり具合や天候などにより、塩分濃度や干す時間の長さは調整されます。 微妙な加減は熟練の技術によるもの。「当たり前のことを当たり前に続ける。 これがいちばん大切」と語る社長の渡邊一さんの言葉からは、三代にわたって旨い干物を作り続ける、生産者の誇りがにじみ出ています。

新鮮な魚介が、塩と風を与えることによって生まれる、ふっくら美味しい干物。出雲産のあなごの開きは、うなぎのように肉厚で、干物にすることでプリっとした口当たりと旨みが生まれ、 感動の味わいに。甘鯛の開きはふんわりとした身の柔らかさが身上。皮目をぱりっと香ばしく焼いてどうぞ。トビウオの開きは、あっさりしていながら味わいは濃厚。今、話題ののどぐろの開きは、 脂の乗りが抜群で、箸を入れると溢れ出るジューシーな脂がたまりません。 化学調味料や保存料は使っていないため、家族みんなで安心して味わえる干物のセット。ぜひ一度、「干物って、こんなにおいしかったんだ!」と、実感してみてください。

●出雲の干物 3枚セット(3種×1枚)

●出雲の干物 10枚セット(5種×2枚)

●出雲の干物 のどぐろ4枚セット

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